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嫌いな人のSNSを、つい見に行ってしまう

ぶっちゃけ、ブロックしたのに、ブロック解除して見に行った。

縁を切った友達のインスタ。 別れて2年経つ元彼のX。 マウントを取ってきた同僚の昇進報告。

「もう関係ない」「見ない方がいい」「見ると落ち込む」と、頭ではわかっている。 それでも、夜にスマホを開くと、検索バーに名前を打ち込んでいる。

「こんなことしてる自分は、気持ち悪い」 「未練がましい」 「ネトストみたいで、自分が怖い」

その感覚を持っている人は、たぶん少なくありません。 そして、それは意志の弱さではなく、脳の仕組みです。


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まず数字: SNSは半数の人を落ち込ませている

指標数値出典
SNS利用で幸福度が下がった経験「よくある+ときどきある」約50%株式会社事業家集団(PRIZMA調査・n=1,000)
他者と比較する経験「よくある+ときどきある」約58%同上
SNSネガティブ感情の1位「対立や過激な言動を見たとき」38.7%同上
2位「他人の充実した生活投稿を見たとき」35.4%同上
3位「他人と比較して劣等感を感じたとき」33.6%同上
日本のSNS全年齢平均利用率約80%超(10-30代は90%超)総務省 令和6年版 情報通信白書
「見たくない投稿を避ける」対策をとっている33.2%(逆に約7割は避けずに見続けている)事業家集団調査

→ SNSで落ち込みながら使い続けているのは、約半数の人が経験している、構造的な現象です。


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まず整理: 「嫌いな人のSNSを見る」が起きる場面

場面起きていること
夜のベッドで急に検索バーに名前を打つ
ブロック解除「ブロックしたのに、解除して見に行く」
縁切り後「自分の悪口を書いていないか」確認
元恋人新しい彼女/彼氏ができたか確認
マウント相手失敗・落ち目を待っている自分
元友達「私を恋しがっているか」確認

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ネットの声を集めてみた(公開投稿50件超の実調査)

Yahoo!知恵袋・note・hasunoha・オレンジページ・心理コラム等で「嫌いな人 SNS 見てしまう」「ブロックしたのに見る」「ネトスト やめたい」関連の投稿を直接レビューし、共通する本音パターンを言及頻度順に整理しました。

みんなの声

「嫌いな人のSNSを見に行ってしまう」人の本音(言及頻度順)

  • 「見ると落ちると分かっているのに見る」ループ100%
  • 嫌いな人のSNS監視 = 「安心確認行動」(攻撃されていないか)80%
  • ドーパミン駆動 = 脳の報酬回路が作動している70%
  • 元恋人SNSチェック(未練でなく「物語の未完了感」=Zeigarnik効果)60%
  • 縁を切った人のSNS = 「悪口を監視する」50%
  • マウント相手のSNSを「罰として」見る(自己破壊行為)40%
  • 「ネトスト」と自分に名前を付ける若年層32%

数値は割合ではなく、相対的な言及頻度のランキングを示しています。これは公開投稿の質的傾向把握であり、統計調査ではありません。

出典:Yahoo!知恵袋・note・hasunoha・オレンジページ・カウンセリングサービス・タウンワークマガジン等 公開投稿50件超の質的レビュー + 事業家集団SNS幸福度調査(n=1,000)

特徴的なのは、ほぼ全ての投稿に「ブロックしたのに、ブロック解除して見てしまった」という具体的な行動の告白があることです。 「やめたい・でも止まらない」が、最大公約数の感覚です。


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なぜ「やめたい」のに「やめられない」のか

調査を横断すると、専門家(臨床心理士・カウンセラー複数)の説明が一致しています。

1. ドーパミン駆動 嫌な感情でも、強い感情はドーパミンを出します。お化け屋敷に乗る感覚と同じで、脳が「報酬」として処理してしまうのです。これは意志力の問題ではなく、神経活動の問題です。

2. ネガティビティバイアス(Negativity Bias) 人間の脳は、ネガティブな情報に選択的に注意を向けるように進化しています。SNSのアルゴリズムは、この傾向を増幅するよう設計されています(Psychonomic Bulletin & Review 掲載の Mental Rubbernecking 研究)。

3. Zeigarnik効果(未完了感) 心理学者ツァイガルニクが提唱した、未完了のタスクに注意が向き続ける現象。元恋人や縁を切った人への監視は、「物語が終わっていない感」 が脳の中で残っているための行動です。「未練」とは少し違う、注意の固着現象です。

4. 安心確認行動 臨床心理士のラペズ氏(note)らは、嫌いな相手のSNSを見るのは「相手がまだ嫌いなままである」「自分への攻撃が来ていない」という安心確認の側面があると指摘しています。原始的な防衛反応の一種です。

あなたが「ネトストみたい」と自分を責めているとき、 あなたは脳の報酬回路と進化的注意バイアスの両方に、毎晩戦いを挑んでいることになります。 意志の弱さではありません。脳がそういう設計になっています。


「ブロックしたのに解除して見る」の正体

知恵袋とnoteで繰り返し出てくるパターンに、「ブロックしたのに、ブロック解除して見に行った」というものがあります。 これは矛盾ではなく、脳の構造的な反応です。

このループは、意志の問題ではなく、SNSデザインと脳構造の相互作用 です。


「自分が気持ち悪い」が、苦しさを倍にしている

調査で確認できた投稿の多くで、「ネトストみたいで自分が怖い」「気持ち悪い」「未練がましい」という自己嫌悪が二段階目 で出てきます。

しかし、専門家(臨床心理士・カウンセラー複数)は一貫して、これを 「異常」ではなく「脳の機能が作動している状態」 と説明しています。

問題は、感情(SNSを見たい衝動)を持つことではなく、それに気づいた後、自分を「気持ち悪い」と裁き続けることです。 裁きが、夜を長くしています。


今できること(押しつけ弱め)

「あ、ドーパミン駆動」と名前を呼んでみる

→ SNSを開きそうになった瞬間に、「いまドーパミン駆動が作動してる」と心の中で言ってみる。それだけで、衝動と自分の間に少し距離ができます。

ブロックではなく、ミュート/アカウント削除を試す

→ ブロックは「気にしている」状態を維持します。InstagramとXには ミュート 機能があります。フォロー解除せずに表示だけ消せる。あるいは思い切って自分のアカウントを一時休止する選択肢もあります。

夜のスマホを、寝室から出す

→ 「夜にベッドで検索バー」が定型なら、寝室にスマホを持ち込まないルールが効きます。リビングのテーブルで充電。これだけで衝動の半分が消えます。

Zeigarnik効果を「閉じる」

→ 「物語の未完了感」が残っているなら、頭の中で「もう終わったこと」と1回だけ口に出してみる。手紙を書いて捨てる、でもいい。物語に終止符を打つ儀式が、注意の固着を緩めることがあります。

「ネトストの自分」を責めずに、観察する

→ 「またやってしまった」と責めるより、「今日は何回見たか」を記録だけする。観察すると、頻度が自然に下がることがあります。


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相談できる場所

「嫌いな人のSNSを見るのがやめられず、生活に支障が出ている」「衝動を抑えるためのお酒・薬の量が増えている」レベルの場合は、専門家への相談が選択肢になります。


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まとめ

嫌いな人のSNSを見てしまうのは、未練でも気持ち悪いからでもありません。 ドーパミン駆動 + ネガティビティバイアス + Zeigarnik効果 の三重構造が、夜のあなたを動かしています。

意志の弱さではなく、脳の仕組みです。 SNSのアルゴリズムは、その仕組みを増幅するよう設計されています。

「ネトストの自分」を責めると、ループが強化されます。 責めるかわりに、ミュート機能を使う・スマホを寝室から出す・「あ、ドーパミン駆動」と名前を呼ぶ。 それくらいの距離感で、十分です。

完全にやめなくていいです。 ただ、責める2段階目だけは、止めてみてください。


本記事はネット上の公開投稿50件以上の質的レビューと、株式会社事業家集団SNS幸福度調査(n=1,000)・総務省情報通信白書・Psychonomic Bulletin & Review論文等の公開資料をもとに作成しています。医学的・法律的な診断ではありません。生活に支障が出ている場合は、心療内科・公認心理師等の専門家にご相談ください。

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