結婚相談所、行く前に知りたかった — 料金・成婚率・しんどさのリアル
ぶっちゃけ、結婚相談所って、入る前と入った後で印象がかなり違う
30代後半。 40代に入って。 50代で一度離婚を経験して。
「そろそろアプリだけじゃなくて、結婚相談所も検討した方がいいのかな」と公式サイトをのぞいてみる。 カウンセラーの笑顔、月◯人と出会えますの数字、成婚率◯%の大文字。 資料請求のボタンを押すかどうかで、しばらく指が止まる。
押した人の体験談を読んでみると、「入ってよかった」「人生で一番効率の良い投資だった」と書いている人もいれば、 「総額100万円かけて何も得られなかった」「アドバイザーと合わなくて病んだ」「成婚の定義に騙された」と書いている人もいる。 同じ業界の話とは思えないくらい、評価が割れるのが結婚相談所です。
この記事は、特定の相談所を「ここがおすすめ」「ここはやめとけ」と煽ることはしません。 公的データと大手の公開情報、ネット上の体験談の傾向から、 入る前に知っておくと判断が楽になる情報を中立に整理してみます。
結婚しないという選択も、ひとつの人生として尊重した上で書きます。
まず数字: 結婚相談所の費用相場と成婚率
公式サイトの「月会費◯◯円〜」の数字だけ眺めていると、業界全体の輪郭はなかなか見えてきません。 結婚相談所は、会社や団体によって費用もサービス設計も大きく違います。ここでは費用の目安と、活動を続けるうえで知っておきたい傾向を整理します(数字は出典により幅があるため、精密な割合は出さず傾向として扱います)。
主要結婚相談所 費用相場(一般的な目安・各社で幅があります)
以下は各社公開料金をもとにした編集部の目安です。実際の費用はプラン・活動期間・お見合い料・成婚料・中途解約条件で大きく変わります。契約前に総額と返金条件を確認してください。
| サービス種別 | 入会金 | 月会費 | お見合い料 | 成婚料 | 年間合計(目安) |
|---|---|---|---|---|---|
| 仲人型(大手) | 10〜15万円 | 1.5〜2万円 | 0〜1万円/件 | 22〜33万円 | 約 50〜80万円 |
| ハイブリッド型 | 5〜10万円 | 1〜1.5万円 | 0円 | 5〜20万円 | 約 25〜50万円 |
| データマッチング型 | 3〜10万円 | 0.9〜1.5万円 | 0円 | 0〜5万円 | 約 15〜30万円 |
| 自治体運営型 | 0〜1万円 | 0円 | 数千円/件 | 0円 | 約 1〜5万円 |
| マッチングアプリ | 0円 | 0.3〜0.5万円 | 0円 | 0円 | 約 0〜6万円 |
年間総額で見ると、仲人型と自治体運営型では費用差は非常に大きいものになります。 同じ「結婚を目的とした出会いの場」でも、サービス設計がまったく違うことが数字に表れています。
結婚相談所の「成婚率」をどう読むか
結婚相談所の「成婚率◯%」は、分母・分子の定義が各社・各団体でバラバラで、横並び比較がしにくい数字です(「在籍会員のうち」「退会者のうち」など基準が違う)。そのため本記事では具体的な%は出しません。
ただ、複数の解説に共通して言えるのは次の傾向です。
- 入会から成婚までは1〜2年単位で見るのが現実的で、「入ってすぐ」ではない。
- 一方で、成婚に至らずに退会する人も相当数いる。「入れば必ず成婚」という前提は成り立ちにくい。
- お見合い→交際→成婚と段階ごとに人数は絞られていく(どの段階で止まりやすいかは人による)。
数字の大小よりも、「自分はどの段階で詰まりやすいか」を見るほうが役に立ちます。
年齢による「動きやすさ」の傾向
年齢別の精密な成婚率は出典により幅が大きいため数値は出しませんが、各種解説に共通する傾向としては——
- 年齢は活動のしやすさに影響する場合があるが、相談所・地域・希望条件・本人の状況で大きく変わる。
- 年齢だけで可否を判断しないことが大切で、40代以降でも条件設計や活動の工夫の余地はある。
つまりこれは「不可能」という意味ではなく、「同じ条件・同じ動き方では時間がかかりやすくなる場合がある」という意味です。条件設計や活動の工夫の余地はあります。
「条件のミスマッチ」という構造
会員の年収分布も出典により幅があるため具体的な%は出しませんが、よく指摘される傾向はこうです。
- 男性会員は中〜高年収帯に寄りやすい一方、女性会員が希望しがちな「高年収の男性」とは必ずしも十分に噛み合わない。
- 逆に、男性会員が希望する条件と女性会員の層がずれる場面もある。
つまり「人数の問題」より「お互いの希望条件のミスマッチ」が、活動が長引く主因になりやすい——という構造的な話です。
女性会員が希望することの多い「年収600万円以上の男性」と、男性会員の年収分布が噛み合う一方、男性会員が希望する条件と女性会員の年収帯がずれる場面もあり、条件のミスマッチが活動の長期化に影響しやすい構造が数字から見えてきます。
結婚相談所 加盟連盟と総会員数(2024年)
- IBJ(日本結婚相談所連盟): 約 9.6万人
- BIU(良縁ネット): 約 5万人
- 全国仲人連合会: 約 3万人
- 日本ブライダル連盟(BIU+TMS): 約 5万人
- 重複あり、純会員数は約 18〜20万人と推定
国民生活センター相談件数
- 結婚相手紹介サービス関連の相談: 年間 約 1,200件
- 主なトラブル: 高額契約・解約料・誇大広告
数字を眺めて分かるのは、「結婚相談所に入る=成婚できる」というほど単純ではないということと、サービス種別を選び間違えると年間で何十万円もの差になるということです。 入会前に、自分の年齢・年収・希望条件と、サービス種別の費用感を照らし合わせておくと、後段の判断が楽になります。
ソース:
1. まず数字: 日本の結婚相談所事情(公的データ・IBJ等)
不安や期待で頭がふくらむ前に、業界の輪郭を数字で押さえておきます。
経済産業省『特定サービス産業実態調査(結婚相手紹介サービス業)』の公開データによれば、 日本の結婚相手紹介サービスの市場規模は約600〜700億円規模で推移しており、 事業者数は数百社、会員数は業界団体の公表ベースで延べ20万人以上とされています(団体・年により集計幅あり)。
内閣府『少子化社会対策白書』では、結婚した夫婦が出会ったきっかけとして「結婚相談所・結婚情報サービス」を挙げた割合は3〜5%前後で、 インターネット(マッチングアプリ等)の約13.6%と比べると小さい数字ですが、 「真剣度」と「身元の確かさ」を担保する有料サービスとして、安定的に一定の需要を保ち続けています。
業界最大手である日本結婚相談所連盟(IBJ)の公開数値では、 加盟相談所4,000以上・会員数9万人前後、年間の成婚退会者数は1万人超とされています。 ほかにオーネット(株式会社オーネット)、ツヴァイ(株式会社ZWEI)、パートナーエージェント(株式会社IBJ運営)など、 それぞれ会員数3〜5万人規模の大手ブランドが複数存在し、データマッチング型・仲人型・ハイブリッド型と運営思想が分かれています。
注目したいのは、各社が公表する「成婚率」の定義がバラバラだという点です。
- ある社は「在籍会員に対する成婚退会者の割合」
- ある社は「活動1年以内の交際進展率」
- ある社は「成婚退会÷総退会者」
——同じ「成婚率◯◯%」でも、分母が違えば意味も違います。後段で詳しく整理します。
ソース:
- 経済産業省 特定サービス産業実態調査(結婚相手紹介サービス業)
- 内閣府 少子化社会対策白書
- 国民生活センター 結婚相手紹介サービスに関する相談
- 日本結婚相談所連盟(IBJ) 会員数・成婚データ公開ページ
2. ネットの声を集めてみた(入る前・入った後)
Yahoo!知恵袋・発言小町・X(旧Twitter)の結婚相談所関連投稿、Reddit r/japanlife の dating/marriage スレッドから、 **「入ってみて分かったこと」「入る前に知っておきたかったこと」**を編集部が質的に分類しました。 統計調査ではなく、投稿傾向の把握用の集計です。
みんなの声
結婚相談所利用者「入って分かったこと」(ネット投稿の質的レビュー)
- トータル費用が想定より高かった(50〜100万円ゾーン)圧倒的多数
── 入会金の安さで選んだ人ほど、活動が進むほど積み上がる追加費用に驚いたと書く
- 「成婚」の定義が、入る前に思っていたものと違った目立って多い
── 『成婚=結婚』だと思って入り、規約上の“交際成立”との差に後から気づく
- アドバイザーとの相性で活動の質が大きく変わった目立って多い
- お見合いを繰り返すうちに婚活疲れ・モチベ低下に陥ったよくある
- 条件を絞りすぎて紹介が止まり、徐々に緩めることになったよくある
- 解約・休会のタイミングを失って料金を払い続けた少数派・でも深い
── 辞めどきを逃したまま払い続けた月会費のほうが、婚活の成果より記憶に残っている
- 短期成婚プレッシャーで判断を急がされたと感じた少数派・でも深い
- 入ってよかった/結果として伴侶に出会えた少数派・でも深い
- アプリでは会えなかったタイプの人と出会えたよくある
実数の集計ではなく、公開投稿を読み込んだ編集部の「体感の濃さ」を4段階で並べたもの。統計ではない。ただし、読んだ順に嘘なく並べている。
数字を眺めて見えてくるのは、「相談所の良し悪し」より「使い方の問題」で評価が割れているということです。 アドバイザーとの相性・成婚の定義・解約タイミング—— これらは入る前に知っているかどうかで、トータルの満足度がかなり変わってきます。
3. 料金体系の現実
結婚相談所の料金は、公式サイトの「月会費◯◯円〜」だけ見ていると見落とす項目が多いので、フルセットで分解しておきます。
3-1. 内訳の基本構造
ほぼすべての結婚相談所は、以下の組み合わせで料金を構成しています。
| 項目 | 相場(大手の場合) | 補足 |
|---|---|---|
| 入会金 / 初期費用 | 3万〜15万円 | プロフィール作成・写真撮影・初期面談含む場合あり |
| 登録料 / 活動サポート費 | 5万〜15万円 | 初期費用と一体化していることも |
| 月会費 | 1万〜2万円 | 在籍期間中ずっと発生 |
| お見合い料 | 1回0〜5,000円 | プランによっては無料 |
| 成婚料 | 0万〜30万円 | 成婚退会時に発生(ない社もあり) |
| オプション(写真追加・パーティ等) | 数千円〜数万円 | 自由参加 |
これを足すと、1年活動した場合のトータルで50〜100万円ゾーンに着地するのが一般的です。 2年・3年と長引けば、当然それ以上になります。
3-2. 「月会費だけ安く見せる」プランの罠
ネット投稿でよく出てくる後悔は、「月会費1万円って書いてあったから入ったら、成婚料30万円があった」というパターン。 月会費だけを比較しても意味がないので、「1年活動したらトータルでいくらになるか」を入会前に必ず試算してください。 各社の公式サイトの料金表だけでは分かりにくい場合、「年間総額シミュレーション」を出してくださいと頼むのは普通の質問です。
3-3. 自治体型・地域連携型は別物
後段で触れますが、自治体やJA・商工会議所が運営する地域連携型の結婚支援事業は、料金構造が大きく異なります。
- 入会金:無料〜2万円
- 月会費:なし or 数百円
- 成婚料:なし
- ただし会員数は小規模、対応エリアは限定
「お金をかけたくない」「地元で探したい」層の選択肢として、把握しておく価値があります。
ソース:
4. 結婚相談所のタイプ
ブランド名で迷う前に、運営思想の違いを把握しておくと選びやすくなります。 大きく4タイプです。
4-1. 仲人型(IBJ加盟相談所の一部・サンマリエ等)
- 専任カウンセラーが手厚くサポート
- お見合いのセッティング、交際中のアドバイス、成婚までの伴走
- 料金は高め(年間総額80〜120万円ゾーン)
- 相性の良いカウンセラーに当たれば満足度高、合わないと地獄
4-2. データマッチング型(オーネット・ツヴァイ等)
- 月に紹介される候補者を自分で選んでお見合い申し込み
- カウンセラー介入は控えめ、自走できる人向け
- 料金は中程度(年間総額50〜80万円ゾーン)
- アプリ感覚に近い、自由度は高い
4-3. ハイブリッド型(パートナーエージェント等)
- データマッチング+カウンセラー併用
- 月例面談で活動状況をフィードバック
- 料金は中〜高(年間総額60〜100万円ゾーン)
- バランス重視
4-4. 自治体型・地域連携型(KASKAS・各都道府県の結婚支援センター等)
- 自治体・JA・商工会議所等が運営
- AIマッチングを導入する自治体も増加(茨城・愛媛・埼玉等)
- 料金はほぼ無料〜年間1万円程度
- 会員数は数百〜数千人規模、地元志向の人向け
- 内閣府の地域少子化対策重点推進交付金が原資
それぞれに長所と短所があり、**「どれが正解」ではなく「どれが自分の動き方に合うか」**で選ぶ性質のサービスです。 40代以降は会員数の厚みを重視して大手、20代後半〜30代前半でフットワーク軽い人は自治体型から試す、という選択も合理的です。
5. 入会前に確認したいこと
ここが、ネット投稿で「入る前に知っていれば」が最も集中するゾーンです。 資料請求と無料面談の段階で、以下を確認しておくと後悔が減ります。
5-1. 「成婚」の定義
「成婚率80%」と書いてあっても、何をもって成婚と呼んでいるかは社によって違います。
- **真剣交際の成立(プロポーズ前段階)**を成婚と呼ぶ社
- 結婚を前提とした退会を成婚と呼ぶ社(プロポーズ・婚約成立)
- 入籍を成婚と呼ぶ社
入会前に「御社が成婚と呼んでいる状態は、具体的にどの段階ですか」と聞いてください。 答えに濁りがあれば、その社のスタンスが見えます。
5-2. 解約条件・中途解約金
結婚相談所は、契約期間が2か月を超え契約金額が5万円以上の場合、特定商取引法の特定継続的役務提供に該当し、契約書面を受け取った日から8日以内ならクーリングオフできる場合があります。 期間経過後も中途解約できる場合があるため、概要書面・契約書・返金条件を確認し、不安があれば消費者ホットライン188へ相談してください。
なお、「サポート開始済み」「紹介済み」を理由に高額な精算を請求されるトラブルが国民生活センターに報告されています。 **契約書面の「中途解約時の精算方法」と「クーリングオフの説明」**は、無料面談の段階で必ず確認してください。
5-3. 料金内訳の総額シミュレーション
前述の通り、月会費だけ見ても意味がありません。 「私が1年活動したら、トータルでいくらになりますか」「成婚した場合とそうでない場合の総額を出してください」と依頼してください。 渋る相談所は、その段階で候補から外しても構いません。
5-4. 休会制度の有無と条件
仕事の繁忙期・体調不良・身内の介護で、活動を一時的に止めたい時期は必ず来ます。 休会制度がない or 休会料が月会費の半額以上の社では、活動を続けるしかなくなり、結果として「払い損」感が強くなります。
5-5. 運営会社と上場・財務状況
数年で廃業する小規模相談所もあります。 入会金・登録料を前払いで数十万円払った直後に廃業されると、返金されないリスクがあります。
**運営会社の規模・上場の有無・継続年数・加盟連盟(IBJ・BIU・BWA等)**は最低限確認しておくと安心です。
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6. 詰みやすいパターン
「入ってみたけど合わなかった」と語る人の話を集めると、詰み方には型があるのが見えてきます。
6-1. 条件を絞りすぎて紹介が止まる
「年収700万円以上・身長170cm以上・大卒・喫煙者NG・初婚・35歳以下・東京23区在住」のように条件を重ねると、 該当者がゼロに近づくことがあります。特に40代以降の婚活市場では、条件の足し算は数学的に厳しいです。 カウンセラーから条件緩和を提案された時に頑なに拒否すると、紹介が止まり、月会費だけ払い続ける期間が生まれます。
6-2. お見合いを繰り返すうちに疲弊する
1ヶ月に4〜8件のお見合いをこなすペースを数ヶ月続けると、人の話を聞く体力が尽きてくることがあります。 ネット投稿では「8人目あたりから顔と名前が一致しなくなった」「断る理由を考えるのが億劫になった」という声が散見されます。 ペース配分の相談ができるカウンセラーかどうかは、活動の継続性に直結します。
6-3. アドバイザーとの相性が悪い
「あなたの年齢ではこの条件は無理」「もっと譲歩すべき」など、価値観を押し付けてくるタイプのアドバイザーに当たることがあります。 逆に放任すぎて何も提案してくれないタイプもあります。 合わないと感じたら、アドバイザー変更の申し出は普通の権利です(多くの社で受け付けています)。
6-4. 短期成婚プレッシャー
「半年で成婚した実績がたくさんあります」と煽る社は、短期で結論を出させたがる傾向があります。 これは社の都合(成婚率という分母分子の操作)が混じることがあり、 焦って判断した結果、入籍後に「合わなかった」と感じるケースが国民生活センターの事例にも出てきます。
6-5. 退会タイミングを失う
「もうちょっと続ければ良い人に会えるかも」「ここまで払ったのにもったいない」と思っているうちに、 気がつけば2年・3年と活動を続けて総額100万を超えたというパターン。 入会時に「いつまでに結果が出なければ撤退する」というラインを自分で決めておくと、サンクコストに引きずられにくくなります。
7. 入ってよかった人に多かったこと
ネガティブな話を続けたので、バランスのために満足度の高かった人の傾向も並べます。
7-1. 出会いの確度が「上がった」と感じた人
アプリで「身元が分からない」「既婚バレが怖い」「会うまでが長い」を経験した人ほど、 結婚相談所の身分証・年収証明・独身証明書の提出義務が安心材料になったと書いています。 特に40代以降は、アプリでマッチしない期間が長かった人が「お見合いが2週間ごとに来る」状態に変わって楽になったという声が多めです。
7-2. カウンセラーとの相性が良かった人
伴走者ができたことで、第三者の視点で自分を見直せたと感じる人。 お見合いの服装・話題・連絡頻度・条件設定など、自分一人では気付けない癖を客観視できたことが好評です。
7-3. ペース配分が上手だった人
月のお見合い件数を意識的にコントロールし、休会も使いながら半年〜1年半で成婚に至った人。 「ペースを守る」「相手が決まったら他の人を切る」など、自分のルールを持っていた人の満足度が高めです。
7-4. 自治体型・地域連携型から入った人
「お金をかけたくないけど地元で探したい」層が、自治体支援センターで出会って入籍に至るパターン。 派手な広告がないので存在を知らない人が多いですが、茨城・愛媛・埼玉・福井などのAIマッチング導入自治体では、年間数百組の成婚実績が報告されています。
8. 相談室の整理
結婚相談所で最初に試されるのは相手を見る目ではなく、いつ辞めるかを自分で決められるかどうかだ。
9. 克服のリアル: 成婚=ゴールではない、結婚しない選択も尊重
結婚相談所の話を書いていると、つい「結婚=幸せのゴール」のような書き方になりがちですが、 ここはひと言、別の角度から置いておきます。
成婚した人の数年後を追跡したネット投稿(発言小町・知恵袋等)を読むと、 「相談所で出会って入籍したけど、3年後に離婚した」「成婚プレッシャーで急いだ結果、合わない相手と結婚してしまった」という体験談も一定数あります。 成婚はゴールではなく、長い結婚生活のスタート地点にすぎません。
逆に、
- 「相談所に1年通って、結婚は自分には合わないと分かった」
- 「家族・友人・趣味でつながれる人がいれば、配偶者は必須ではないと気付いた」
- 「お金と時間を自分の人生に投資する方が、自分には合っていた」
という気付きを得て退会した人もいます。これは失敗ではなく、1年の活動を通して自分の人生設計を見直した結果として、十分に意味のあるプロセスです。
内閣府『令和5年版 男女共同参画白書』では、生涯未婚率(50歳時未婚率)は男性28.3%・女性17.8%(2020年国勢調査)と報告されており、 結婚しない人生は社会全体で見ても一定の規模で存在します。 「結婚しない」「子どもを持たない」という選択を、人生の失敗と見る必要はありません。
活動で心身が限界に近い場合は、一度活動を止め、医療機関やカウンセラー等に相談する選択肢もあります。婚活疲れがうつ的な状態に進行している場合は、相談所を続けるかどうかより先に、心療内科・カウンセリングを検討する段階かもしれません。 厚生労働省「こころの耳」では、メンタルヘルス不調時の窓口・セルフチェック・専門医検索が無料で利用できます。
ソース:
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当サイトは「相談前の整理」を担う情報メディアです。具体的な意思決定の前には、必ず該当領域の専門家・公的機関にご相談ください。
11. 関連する悩みも整理しています
恋愛・お金・人生設計の話は、別の記事ともつながっています。
- マッチングアプリの初対面、食事代は誰が払った? — 初対面のお会計のモヤモヤと、後出しトラブル型の見分け方。
- マッチングアプリ ヤリモク・既婚バレ・業者の見抜き方 — 会う前にできる安全準備と、撤退できる仕組み。
- 「40代でマッチングアプリ 9割マッチしない」現実と対策 — 中年婚活市場の年代別データと、写真・プロフ・初回メッセージの整理。
- 30代独身、子どもを産むか産まないか1人で迷っている人 — 結婚と切り離して「子どもを持つかどうか」を考えるときの整理軸。
12. まとめ: 入る前に5つ確認するだけで、後悔の量はかなり変わる
結婚相談所は、「入れば必ず成婚」とも「カモにされるだけ」とも言えないサービスです。 評価が割れる最大の理由は、相談所そのものより「使い方と相性」で結果が決まることにあります。
入る前に確認したい5つ:
- 総額シミュレーション(月会費だけでなく年間総額50〜100万円ゾーン)
- 成婚の定義(プロポーズ前段階か、入籍までか)
- 中途解約条件(クーリングオフ8日・以降の精算方法)
- 休会制度の有無(仕事・体調・介護で動けない時期の備え)
- 運営会社の規模と継続性(廃業リスクへの備え)
これに加えて、
- 自治体型・地域連携型から先に調べてみる
- 大手3〜4社を同じ週に並べて比較する
- 「いつまでに何があれば撤退」のラインを入会前に決める
- 婚活疲れがうつ的な状態に進んだら相談所より先にメンタル受診
- 結婚しない選択も人生のひとつとして尊重する
——このくらいの装備で臨めば、「入る/入らない」のどちらに転んでも、後悔の量はかなり小さくなります。
成婚はゴールではなく、長い人生の通過点。 結婚しない人生も、誰かに引け目を感じる必要はありません。 自分の人生を自分で設計する材料として、結婚相談所という選択肢を、適切な距離感で扱えますように。
免責事項
本記事は、結婚相談所の検討に関する一般的な情報整理です。 公的機関の公開データ・大手相談所の公開情報・体験談を編集部の質的レビューで整理したもので、特定の相談所・サービスを推奨/否定するものではありません。 料金・サービス内容・成婚率の定義は各社・各時期で変動するため、入会判断は必ず最新の公式情報と無料面談で確認してください。 個別の契約トラブル・高額請求等については、本文中で案内した消費者ホットライン188・国民生活センター等の公的窓口にご相談ください。 婚活疲れ・メンタル不調が続く場合は、厚生労働省「こころの耳」・心療内科・公認心理師など専門窓口の利用をご検討ください。緊急時は#9110(警察相談)・よりそいホットライン0120-279-338をご利用ください。
📚 この記事で気になった人へ — 本と映像のすすめ
相談室の整理だけでは足りない人向けに、関連する書籍と映像作品を置いておきます。
- 家族はつらいよ (2016)
山田洋次監督・橋爪功主演の喜劇。3世代家族の結婚観のズレを描き、相談所に踏み出す前のメンタル整理に重なる。 - ロマンティックじゃない? (2019)
レベル・ウィルソン主演。「ロマコメの定型」を笑い飛ばしつつ婚活幻想を冷ます視点をくれる一本。 - 東京タラレバ娘 (2017)
吉高由里子主演ドラマ。30代独身3人組が「結婚相談所しかない」と腹を括るまでの葛藤がリアルすぎる踏み出し本。
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