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在宅勤務、見えないところで何してる人が多いか — サボりと集中の境界線

ぶっちゃけ、在宅勤務の昼間、自分がちゃんと働けているのか自分でも分からない日があります。

朝、PCを立ち上げて、Teamsを起動して、メールを返して、会議に出る。ここまでは出社と同じテンションでいける。でも、午後になって会議と会議の間が空いた瞬間に、ふっと洗濯機を回したくなる。コーヒーを淹れに台所に立つ。気づいたらSNSを開いている。なんとなく集中が切れて、もう一度資料に戻るのに15分かかる。

「これ、サボってるのかな」「でも会議は出てるし、資料は出してるし」「集中して2時間進めた日もあれば、ほぼ動けなかった日もある」「家にいるのに、なんでこんなに疲れるんだろう」

逆に、「在宅のほうが捗る」「通勤がない分、純粋に仕事に向かえる時間が長い」と感じる人もいます。同じ在宅勤務という言葉なのに、人によって体感がまったく違います。

この記事では、「在宅は最高」とも「在宅はサボるからダメ」とも書きません。マウス監視ソフトや過剰な労務管理ツールをすすめる記事でもありません。逆に、「サボるのは悪いことだから出社しろ」と煽る記事にもしたくありません。

公的情報とネット上の声をもとに、在宅勤務で人は実際にどう過ごしているのか、何で集中が崩れるのか、過剰監視にどう向き合うのか、健康と評価をどう守るのかを整理します。

結論を先に言うなら、在宅勤務で大事なのは、根性でも監視でもなく設計です。時間ではなく成果で見る、ルーティンを作る、物理的な区切りを置く、運動と休憩を仕込む、チャットで存在を可視化する、健康を優先する——派手ではありません。でも、在宅勤務は派手なやり方ほど続きにくいです。


まず数字: 在宅勤務の実態(サボり・生産性・労務)

「在宅勤務って結局どれくらい広がっていて、みんな実際どう過ごしているのか」を、まずは数字でざっくり押さえます。「サボり=悪」でも「在宅=正解」でもなく、ニュートラルに眺めるための土台です。

テレワーク実施率(全国)

全国実施率
2019年約 9%
2020年(コロナ初年)約 28%
2022年約 26%
2024年約 22%
2025年(推計)約 23%

コロナ禍で一気に跳ね上がり、その後は2割台前半で落ち着きつつあります。完全に元に戻ったわけではなく、「平時の選択肢」として定着した、というのが今の位置です。

業種別テレワーク実施率

業種実施率
情報通信業約 65%
金融・保険約 38%
学術研究・専門技術約 50%
製造業約 18%
卸売・小売約 12%
飲食・宿泊約 3%
医療・福祉約 5%
建設業約 8%

業種で見ると差は大きく、デスクワーク中心の業種ほど高く、現場仕事中心の業種ほど低い、という構図です。「在宅できないこと」自体は仕事の性質の問題で、本人の努力不足ではありません。

在宅勤務 1日の典型的な行動(複数アンケート集計)

行動時間/日該当率
集中して業務約 5-6時間約 80%
私用(SNS・動画)約 1-2時間約 65%
家事(洗濯・掃除)約 30-60分約 55%
仮眠・昼寝約 20-40分約 35%
買い物・銀行約 30分約 28%
子どもの世話約 1-2時間約 35%
完全にサボる時間約 1時間約 22%

「集中して業務」は8割が達成しつつ、一方で半数以上が家事や私用にも時間を割いている——という二重構造が見えてきます。これは在宅特有というより、「物理的に家にいることでしか発生しない動き」が増えた結果でもあります。

生産性の実態(社員/管理職の認識ギャップ)

評価項目自分の生産性上司から見た部下の生産性
「上がった」約 35%約 18%
「変わらない」約 48%約 42%
「下がった」約 17%約 40%

ここが在宅勤務で一番ややこしいポイントです。本人と上司の見え方が逆方向にずれていることが分かります。本人は「上がった/変わらない」が大半なのに、上司側は「下がった」が4割。サボりの問題というより、「見えない分、信頼の在庫が減りやすい」という構造の問題です。

サボりを誘発する要因(複数回答)

要因回答率
監視がないので緊張感ゼロ約 38%
自宅の誘惑(TV・スマホ・冷蔵庫)約 55%
子供・ペットがいる約 35%
業務量に余裕がある約 28%
Web会議の合間が暇約 32%
「成果さえ出せば」と思っている約 45%

「成果さえ出せば」という考え方が4割以上というのは興味深い数字です。これは怠惰というより、「時間ではなく成果で評価されている」という前提が広がってきた裏返しでもあります。

集中を保つ工夫(成功率)

工夫効果実感率
仕事専用スペースを作る約 75%
着替えて服装を切り替える約 55%
ポモドーロ(25分作業/5分休憩)約 65%
カフェ・コワーキングへ移動約 70%
通勤代わりの散歩約 50%
カレンダーで予定可視化約 60%
Slack/Teamsのプレゼンス意識約 40%

逆に、「集中を保てている人」が実際にやっている工夫はかなり地味です。根性ではなく、物理的・時間的な区切りを作っている人ほど効果を実感しています。

監視・労務管理ツールの導入実態

ツール導入率(全企業)
勤怠管理(Web打刻)約 60%
PCログ収集約 25%
ブラウザ画面キャプチャ約 8%
マウス・キーボード操作監視約 5%
カメラ常時オン強制約 3%
何も導入していない約 30%

Web打刻は標準的ですが、画面キャプチャやマウス監視まで踏み込んでいる企業は1割未満です。「監視されている」という体感ほど、実態としては入っていないケースも多い、というのが見えてきます。

在宅勤務に伴うトラブル(各種アンケート)

トラブル経験率
運動不足・体重増加約 55%
肩こり・腰痛悪化約 48%
孤独感・モチベ低下約 38%
評価への不安約 32%
家族とのトラブル(うるさい等)約 35%
残業の境界が曖昧約 42%

サボり問題よりも、健康・評価・境界線のほうが、実際の悩みとしては大きい——という現実が出ています。在宅勤務の本当のリスクはここに寄っています。

出社命令・回帰の動き

「完全在宅」も「完全出社」も少数派で、ハイブリッドが事実上の標準になりつつあります。

週何日出るかの設計が、これからの論点です。

主な相談先

出典: 総務省「通信利用動向調査」 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/ 、パーソル総合研究所「テレワーク実態調査」、Manpower Group 各種アンケートをもとに集計(数値は概算)。


📖 関連テレワーク時代の集中力ハックリモートワーク10年のIT実務家による集中・生産性の維持法。

まず整理: 在宅勤務の現状と実施率の推移

総務省の令和5年「通信利用動向調査」では、企業のテレワーク導入率は49.9%と報告されています。コロナ禍のピーク時期から横ばい〜やや落ち着きの傾向にありますが、職種別では情報通信業や金融・保険業などのデスクワーク系で導入率が高く、運輸・建設・医療・介護・小売など現場系では低い、という偏りが続いています。

厚生労働省は「テレワーク総合情報サイト」と「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」を公開しており、労働時間管理、長時間労働防止、安全衛生、コミュニケーション、業績評価、費用負担などの観点を整理しています。

ガイドラインで強調されているのは、テレワークが「労働時間管理の責任を会社から労働者本人に丸投げするもの」ではない、という点です。中抜け時間の扱い、深夜・休日労働の抑制、メール送信の時間配慮、業務量の調整も、会社側が設計する必要があると示されています。

つまり、在宅勤務でうまくいかないのは、本人の意志の弱さだけが原因ではない、ということです。職種、業務内容、上司のマネジメント、会社の制度設計、家庭環境、住居の広さ、回線、機材——いろいろなものが重なります。

参考:


📖 関連ディープ・ワーク集中力こそ21世紀最大の競争力という主張+具体的な実践法。

ネットの声を集めてみた: 「集中できた日」と「逃げた日」が同居している

みんなの声

30〜50代「在宅勤務の昼間、実際に何をしていたか」(ネット投稿の質的レビュー・複数回答)

  • 会議の合間に洗濯・乾燥機を回した100%
  • コーヒーや水を入れに席を立つ回数が増えた75%
  • 集中できて出社時より捗る日があった55%
  • 家族の用事(宅配・子・親)で中断した40%
  • 家事に逃げてしまった(掃除・皿洗い)30%
  • 気づいたら深夜まで仕事していた25%
  • 昼休みに昼寝した20%
  • 散歩や買い物に出てから働いた15%
  • ZoomオンのままYouTube・SNSを見ていた10%
  • 気分が乗らず半日ほぼ動けない日があった10%

数値は割合ではなく、相対的な言及頻度のランキングを示しています。これは公開投稿の質的傾向把握であり、統計調査ではありません。

出典:編集部質的レビュー: Yahoo!知恵袋・発言小町・X・Reddit r/japanlife・5chリモートワーク板の傾向整理 (2024-2026)

同じ人が「集中できた日」と「ほぼ動けなかった日」の両方を語っています。在宅勤務は、サボる人と集中する人に綺麗に分かれるというより、同じ人の中でも日によって波がある、というのが実態に近そうです。


見えないところで多い行動

「在宅勤務中、見えないところで何してるの?」の答えは、正直に言えばいろいろです。集中している人もいるし、家事を挟む人もいる、昼寝する人も散歩する人もいる。代表的な5つを並べておきます。

1. 家事を挟む

洗濯機を回す。食洗機を入れる。宅配を受け取る。昼休みに買い物へ行く。子どもの送り迎えをする。夕飯の下ごしらえをする。ゴミ出しをする。

これを「サボり」と見るか「生活と仕事の調整」と見るかで、感覚が分かれます。オフィスでも、トイレ・コーヒー・雑談・郵便物確認の時間はあります。在宅勤務では、その短い切り替えが家事になることがあります。

家事を挟むことで午後の集中が戻る人もいます。

一方で、家事が増えすぎて仕事が細切れになる人もいます。

特に家庭内で「家にいるならできるでしょ」と見られると、在宅勤務は仕事ではなく家事の待機時間のように扱われることがあります。**在宅勤務は在宅であって、休みではありません。**家族にもその線引きが必要です。

2. 昼寝・仮眠を取る

15分だけ横になる。昼休みに寝る。会議の合間に目を閉じる。通勤がない分、朝少し長く寝る。体調が悪い日は昼に回復時間を取る。

ここも賛否が分かれます。「勤務時間中に寝るなんて」と見る人も、「短い仮眠で午後の効率が上がるなら合理的」と考える人もいます。

問題は、会社のルールと労働時間の扱いです。休憩時間内なのか、業務時間中なのか、フレックスなのか、中抜けが認められているのか、勤怠申告はどうするのか。ここが曖昧だと、本人も罪悪感を持ちます。

昼寝そのものより、「どこまでが休憩で、どこからが業務時間なのか」が曖昧なことがしんどさになります。

3. スマホ・動画・SNSに流れる

通知を見る。Xを見る。YouTubeを少しだけ見る。ニュースを見る。気づいたら30分経つ。戻ろうとしても集中できない。夜に仕事を巻き返す。翌日また同じことをする。

在宅勤務は、誘惑が近すぎます。ベッド、ソファ、冷蔵庫、スマホ、テレビ、ゲーム、漫画。オフィスなら周囲の目がブレーキになりますが、在宅では自分でブレーキを作らないといけません。

自己管理が苦手な人ほど、自分を責めます。「自分はダメだ」「在宅向いてない」。ただ、人格否定に行かないほうがいいです。在宅で崩れる人は、意思が弱いというより、仕事モードに入る装置が足りないこともあります。作業場所、スマホの置き場所、時間割、朝のルーティン、服装、タスクの見える化——環境設計で動きます。

4. 散歩・運動・買い物で切り替える

意外と多いのが、外に出る人です。昼休みに散歩する。コンビニへ行く。公園を歩く。ジムに行く。買い物ついでに頭を整理する。

家の中だけで仕事していると、空気が変わりません。朝も昼も夜も同じ部屋、仕事机の横にベッド。外に出ることで体がリセットされる人がいます。

ただしこれも会社のルール次第です。休憩時間か、中抜けか、フレックスか、勤怠管理上どう扱うか。自分では「切り替え」でも、会社側からは「離席」に見える場合があります。

5. 夜に巻き返す

午前中、集中できない。昼に家事をしてしまう。午後も会議で進まない。夕方から焦る。夜に一気に片づける。深夜にメールする。翌朝また疲れている。

一見、成果は出ています。でも、生活リズムは崩れます。

特に真面目な人ほど、「昼に集中できなかった分、夜やらなきゃ」となります。これが続くと、在宅勤務なのに疲れが抜けません。出社より楽なはずなのに、ずっと仕事している感じがする。家にいるのに休めない。

在宅勤務の怖さは、職場が家に入り込むことです。


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「サボれてる人」と「集中できてる人」の差

ネット上の声を読み比べていくと、在宅勤務がうまく回っている人と、崩れていく人の差は、性格や根性よりも、構造の作り方にありそうでした。

集中できている人に多かったこと:

  1. 朝のルーティンを変えない(着替える、顔を洗う、外に一度出る)
  2. 仕事用のスペースを物理的に分けている(机、椅子、照明)
  3. タスクを時間ではなく「終わらせる単位」で切っている
  4. 会議と作業の合間に短い休憩を入れている(5〜10分)
  5. 業務終了の合図を自分で作っている(PCを閉じる、散歩、コーヒー)

崩れていく人に多かったこと:

  1. パジャマのまま、ベッドの近くで作業している
  2. 作業と休憩の境目がなく、ずっとPCの前にいる
  3. タスクを時間で区切ろうとして、結局ダラダラ続く
  4. 会議の合間に予定がなく、SNSやYouTubeに吸い込まれる
  5. 終業の合図がなく、夜まで気になり続ける

面白いのは、「在宅でサボれてしまう人」と「在宅で働きすぎてしまう人」は、構造的にはほぼ同じ問題を抱えているという点です。どちらも、仕事とそれ以外の境界線が曖昧になっている。サボりと過労は、同じコインの裏表に近いです。


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在宅で詰まりやすいパターン

  1. 切り替えなし型: 朝起きてそのままPC、終業もないまま夜まで。気分転換がなくて、作業効率が落ちる
  2. 運動ゼロ型: 通勤がなくなって歩数が激減。体が重くなり、集中が続かない
  3. 孤独感型: 1日誰とも雑談しない日が続き、気分が落ちていく。Slackの「お疲れさまです」だけが人との接点
  4. 成果プレッシャー型: 見えない分、過剰にアウトプットを出そうとして、休めなくなる
  5. 家庭ノイズ型: 子どもの世話、宅配、家族の在宅、近所の工事で集中が細切れになる
  6. 逆出社プレッシャー型: 「在宅だから捗って当然でしょ」と上司・家族・自分から言われ、サボれない罪悪感だけが溜まる
  7. 家族から仕事扱いされない型: 「家にいるなら洗濯して」「ちょっと買い物行ってきて」「子ども見ておいて」「宅配出て」「どうせ家にいるんでしょ」と家事や用事を振られて、勤務時間が削られる。本人も家にいる事実があるので断りづらい

詰まりやすいパターンの多くは、本人の意志の問題というより、生活の構造の問題です。特に「家族から仕事扱いされない型」は、本人の集中力だけでは解決できません。勤務時間、会議時間、集中時間、対応できる家事の範囲を、家庭内でも共有する必要があります。曖昧にすると、在宅勤務者だけが仕事と家事の両方を抱えることになります。


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過剰監視ツールが導入されたとき: マウス監視・スクショ・労務管理の整理

ここ数年、在宅勤務に合わせて「労務管理ツール」「勤怠管理ツール」と称して、マウスの動きを監視する、定期的にスクリーンショットを撮る、キーボードの打鍵数を記録する、PCのカメラで在席確認する、といったツールを導入する会社も出てきました。

会社側の言い分としては「公平な労働時間管理」「成果を出していない人を見つけるため」「サービス残業を防ぐため」などがあります。

ただ、現場の声を見ていくと、過剰監視には別の副作用があるようです。

厚労省のガイドラインでも、テレワークにおける労働時間管理は「労働者のプライバシーへの配慮が必要」とされており、常時PCカメラで監視するような方法は望ましくないと示されています。労働組合のあるユニオン系団体や弁護士からは、過度な監視は人格権・プライバシー権の観点で問題となり得るという指摘も出ています。

もし、勤務先で過剰監視ツールが入り、「常時カメラオン」「数分動かないと警告」「自宅の様子が映る」といった運用がされている場合は、社内の労務担当・労働組合・産業医、または社労士・弁護士・労働局に相談するのが安全です。

逆に、自分が管理側で監視ツールの導入を検討する立場であれば、「成果を見ていないから時間を測りたい」になっていないか、一度立ち止まる価値はあります。時間で人を縛るほど、成果は出にくくなる、というのが多くの現場の声です。


サボりと休憩の境界線(4つの基準)

「在宅勤務中に少し家事をする」「昼休みに寝る」「散歩する」「スマホを見る」——どこまでが休憩で、どこからがサボりなのか。一律の正解はありませんが、自分でも判断しやすい4つの基準を置いておきます。

1. 会社のルールと勤怠申告に合っているか

フレックスなのか。中抜けが認められているのか。休憩時間は固定なのか。離席時の連絡ルールはあるのか。在宅勤務規程はどうなっているのか。

自分では合理的でも、会社ルールとズレていればトラブルになります。最初にここを確認します。

2. 成果や納期に影響しているか

短い休憩を挟んでも成果が出ている、納期に遅れていない、必要な連絡に対応している、チームに迷惑がかかっていない——この場合、働き方の工夫として成立することがあります。

逆に、タスクが遅れる、連絡が返らない、会議に遅れる、チームが困るなら、見直しが必要です。

3. 自分の健康を削っていないか

昼に崩れて夜中まで仕事する。休憩しているのに罪悪感で休めない。働いていない時間もずっと仕事が頭にある。睡眠が崩れる。孤独感が強い。

この場合、サボりかどうかより、働き方が壊れている可能性があります。

4. 隠すための行動が増えていないか

オンライン表示を偽る。稼働しているように見せる。チャットだけ即レスして実作業が進まない。日報を盛る。実際の勤務時間と申告がズレる。

ここまで来ると、本人もしんどいです。

在宅勤務は、信頼で成り立つ部分があります。**信頼が崩れると、会社は監視に寄り、本人はさらに隠すようになります。**この悪循環に入る前に、タスク量、勤務時間、家庭事情、体調、集中環境を相談したほうがいいです。


在宅鬱・孤独感が出てきたとき

在宅勤務が長く続くと、人と会う回数が極端に減ります。「1日誰とも話さなかった」「家族以外と声を出さなかった」が当たり前になり、気分が落ちやすくなる人もいます。

このサインが2週間以上続くなら、「在宅勤務の生産性問題」ではなく、メンタルヘルスの問題として扱った方が安全です。

厚労省の「こころの耳」は、働く人のメンタルヘルス相談を電話・メール・SNSで受け付けています。心療内科・精神科の受診、勤務先の産業医や保健師への相談も選択肢に入ります。「在宅だから甘え」ではありません。


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相談室の整理: 「時間ではなく成果」「物理的な区切り」「健康優先」

在宅勤務で大事なのは、「完璧に集中する」ではありません。波があることを前提に、戻れる設計を持っておくことです。


克服のリアル: 完璧な在宅勤務はない、波があっていい

在宅勤務で崩れた人が、急に完璧な自己管理人間になるわけではありません。実際に戻った人がやっていたのは、地味な調整の積み重ねです。

逆に、在宅勤務がどうしても合わないと気づいた人もいます。家では集中できない。孤独がきつい。自己管理で疲れる。仕事と生活の境界が消える。家族対応で仕事が進まない。出社したほうが楽——それも失敗ではありません。

**働き方には相性があります。**在宅勤務ができない人はダメ、という話ではありません。出社のほうが健康に働ける人もいます。ハイブリッドが合う人もいます。完全在宅が合う人もいます。

大事なのは、「自分はどの環境なら仕事と生活を壊さずに済むか」です。


ここまで読んで、「結局、自分はちゃんと働けているのか」という問いに、明確な答えは出ないかもしれません。

でも、在宅勤務をしている人の多くが、同じ波の中にいます。

集中できる日もあれば、ほぼ動けない日もある。会議の合間に洗濯を回す日もあれば、深夜まで作業が止まらない日もある。捗ったと感じる週もあれば、何もできなかったと落ち込む週もある。

問題は、波があること自体ではなく、波が出たときに自分を責めすぎて、生活ごと崩れていくことです。

サボれてしまった日に、「もう自分はダメだ」と全部否定するより、「今日はこういう日だった、明日の入り口だけ整えておこう」と切り替えるほうが、長期的には続きやすそうです。

在宅勤務の評価は、最終的にはアウトプットで決まります。マウスを動かしていたかではありません。1ヶ月で見て、必要なものを出せていれば、ある程度サボった日があっても問題ない、というのが多くの現場の現実だと思います。

逆に、毎日マウスは動いていても、成果が出ていないなら、それは在宅の問題というより業務設計の問題かもしれません。

完璧な在宅勤務はありません。あるのは、波と付き合いながら成果を出し続ける現実的な設計だけです。


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まとめ: サボりと集中は同じ人の中で揺れている、その前提で設計する

在宅勤務でいちばん苦しいのは、サボってしまうことそのものより、サボった自分を責め続けて、生活ごと崩れていくことかもしれません。

集中できた日と、できなかった日が、同じ人の中にある。これが在宅勤務のリアルです。

大事なのは、「サボらない自分」を目指すことではなく、波が出てもアウトプットが出せる設計を、自分と会社の両側で作っておくことだと思います。

時間ではなく成果で見る。物理的な区切りを置く。ルーティンを儀式化する。運動と休憩を仕込む。チャットで軽く存在を見せる。過剰監視や成果プレッシャーには、相談先を持つ。気分が2週間落ちたら、生産性ではなく健康として扱う。

「在宅は最高」とも「在宅はダメ」とも、本当のところは言い切れません。在宅勤務は、まだみんなで設計の途中にある働き方です。揺れていて、当たり前です。


免責事項

この記事は、在宅勤務、テレワーク、労働時間管理、過剰監視ツール、成果主義、在宅鬱、孤独感、メンタルヘルスに関する公的・公開情報とネット上の声の傾向を整理した一般的な情報です。 個別の会社の労務管理の適法性、評価制度の妥当性、ハラスメント該当性、医学的診断、治療方針、法的判断を示すものではありません。 過剰監視、成果プレッシャー、長時間労働、配置転換、評価への不安がある場合は、社会保険労務士、労働組合、産業医、都道府県労働局、総合労働相談コーナー、弁護士等に相談してください。気分の落ち込み、不眠、業務に向かえない状態が続く場合は、こころの耳、心療内科、精神科、公認心理師、勤務先の産業医・保健師に相談してください。

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